読書レビュー

一万人の脳を見た名医が教える すごい左利き【コンプレックスを強みへ】

左利きが原因でコンプレックスを感じている。

自分は考えるのが遅いのかな。

そんな風に悩んだことはありませんか?

今回は、脳内科医で医学博士でもある加藤俊徳先生が書かれた、

一万人の脳を見た名医が教える すごい左利き 選ばれた才能を120%活かす方法

の解説を通して、脳の左右差や特徴を学んでいきたいと思います。

読まない犬

右利きの僕には関係ない話?

そう思った方、安心してください。

考え方の違いや自分の個性で悩んでいる方には役立つ内容となっています。

もちろん右利きの方にも有益な情報になりますので、

是非最後までご覧になってください。

この記事でわかること!
  • 脳の左右で異なる特徴がわかる
  • 左利きのすごい特徴と活かし方がわかる
  • 右利きの方も応用できる脳トレがわかる

はじめに

あらためて、今回の書籍をご紹介します。

一万人の脳を見た名医が教える すごい左利き 選ばれた才能を120%活かす方法」の

著者は脳内科医として、株式会社「脳の学校」の代表として、

昭和大学客員教授として、脳画像を診断されるエキスパートであります。

これまでも「脳の強化書」、「部屋も頭もすっきりする!片づけ脳」など

人間の脳の仕組みを我々一般人に落とし込めるようわかりやすく、書籍にまとめてくださっています。

そんな加藤先生の新作である本書は、

日本の人口の約10%の「左利き」をテーマにした若干ニッチな内容なのですが、

Amazonの「その他の科学」部門でベストセラーになったりと売れに売れているのであります。

右利きの人は「自分には関係ない」なんて考えるかもしれませんが、そうではありません。

もちろん左利きに特化した内容にはなっているのですが、

本質的な部分は使っている脳領域を意識する、俯瞰する。

そして、意識して鍛えるといった内容になっています。

そのため私を含め、ゴリゴリの右利きの方にも一読の価値がある書籍かなと考えています。

今回の記事は、著書の紹介と解説を通して、

  • 左利きで悩んでいた方は、活路を見出せるようになる
  • 右利きの方は「脳を意識して使う」部分を学べる

がわかる内容になっています。

ぜひ最後まで楽しんでいってください。

脳科学的にすごい!左利き

では解説に移ります。

結論から述べますと、

koikin

左利きは脳科学的にすごい!

です。

特に本書では、

  • 直感力 
  • 独創性
  • ワンクッション思考

の3つが左利きの優れた特徴と紹介されています。

読まない犬

なぜすごいの?

この3つは具体的にどんな場面ですごいの?

koikin

いい質問だね!

それは、脳の仕組みを知ると理解できるよ!

ざっくり解説すると、人間の脳みそは左脳と右脳でわかれていてそれぞれ得意が違います

その特徴がこれです。

  • 左脳は言語・計算・論理的・分析的な思考が得意
  • 右脳は物の色や形など空間イメージや五感とも密接に関係している

そして、利き手と反対側の脳がよく使われるというもうひとつの特徴があります。

つまり、右利きの方は言語・計算・論理的・分析的な思考が得意の左脳が優位なのですが、

左利きの方は、物の色や形など空間イメージや五感とも密接に関係している右脳が優位なのです。

読まない犬

論理的・分析的ってほうがなんとなく賢そうな印象だね

右脳のすごさがいイメージできないよ!

そう思った方もいると思います。もう少し補足させてください。

この左右の脳の特徴、情報処理と関係しています。

例えば、読書した内容など、言語的な情報は左脳で、

言語以外のあらゆる情報(思い出の場所の風景やその時感じた味やにおい、触感、音等)

は右脳で処理されています。

つまり、圧倒的に右脳のほうが処理している情報量が多いのです。

これだけで何だかすごいってことは伝わると思います。

次の項目では、圧倒的な情報量を処理していることが、

どのように左利きの特徴に繋がるか述べていきたいと思います。

直感力がすごい

近年の研究では、考えるよりも直感のほうが正しいといった結果が出ているそうです。

これ面白い研究なので少し紹介させてください。

サッカーの専門家を集めて試合の結果を予測してもらう実験なのですが、

  • 1つのグループにはよく考える時間が与えたれる
  • もう1つのグループは瞬時に判断する必要がある

という条件で行いました。

その結果、後者の瞬時に判断したグループの方が予想の精度が高かったのです。

これは、意外ですよね。

例えば、仕事で提案した企画を上司にみてもらう時、

読まない犬

なんとなく、勘で考えましたー!

なんて許されず、エビデンスは?論理的な根拠は?なんて詰め寄られてしまうので、

論理的根拠が圧倒的正義みたいな印象が染みついていると思います。

でも違うんです。直感のほうが正確なんです。

これには理由がありまして、先ほどお伝えした右脳は圧倒的に処理している情報が多いという特徴がキーワードになります。

左利きがよく使う右脳では、この圧倒的な処理量をデータベースみたいに活用して、

目の前の事象に対する、精度が高く、正確な情報を引き出しているのです。

そりゃそうですよね!かたや左脳さんは、言語情報”しか”ないわけなので、

この状態を例えるなら、

  • テストの試験範囲を一部しか知らない左脳さん
  • その一部以外すべてを知っている右脳さん

この2人でテストの点数を競い合ったようなもんです。

情報量がこれだけ違うのなら結果は火を見るより明らかです。

つまり、左利きは右脳を使うのが得意なので、この直感力がすごいんです。

独創性がすごい

次の特徴は、独創性です。

独創性とは、

  • 独自の考えで物事をつくり出す能力
  • また、新しい物事がもつそのような性質

なんて辞書では説明される用語です。

読まない犬

なんで左利きがこの独創性がすごいの?

これも、右脳の特徴が要因です。

右脳は、言語以外のあらゆる情報を処理しているとお伝えしましたね。

その情報処理の過程で、

目でとらえた情報をイメージで記憶する」傾向の方が多いのです。

例えるなら、

左脳さんがスマホのメモに打ち込んで記憶するのに対し、

右脳さんはスマホのカメラで写真をとり記憶する、といったようなイメージです。

皆さん経験があると思うのですが、

圧倒的に写真のほうが情報量多いですよね。

そして、このイメージ記憶とさきほどの直感力を組み合わせると、

全然関係ないシーンの2つのイメージ写真を掛け合わせた突飛なアイディア

が浮かびやすくなるといった状態になります。

これもアイディアを出す手数が多くて、直感的に判断しやすい右脳がもつ特徴です。

でも最終的にはそのアイディアを左脳に移して言語化する必要があるので、

左脳が完全に不利というわけではありませんのでご安心ください。

ワンクッション思考がすごい

最後に、左利きの3つの目の特徴「ワンクッション思考」について解説します。

読まない犬

ワンクッション思考とはなんぞや?

そう思った方に、ご説明します。

このワンクッション思考とはkoikin的に言いかえると「メタ認知」と同じかなと思います。

つまり、自分を俯瞰して左脳/右脳の特徴を引き出しているから、

左利きの「ワンクッション思考」がすごいのだとkoikinは解釈しています。

というのも、

この社会は圧倒的大多数の右利きのためにいろいろな設備、環境が容易されています。

駅の改札、スイッチの位置などなど・・

左利きの方々は、この環境に遭遇する度にこう考えるのです。

左手でうまくやるのはどうすればいいのかな?

つまり、自分を俯瞰して目の前の問題を解決しようと、

今できることを振り返り、考えるのです。

その結果、右脳だけでなく左脳も鍛えられるので、元々得意な直感や独創性はより強固に、

直感や独創性を相手に伝えるために、言語化する能力すらも鍛えられるというわけです。

こうやって聞くと、

読まない犬

左利き最強じゃん!やっぱり「すごい!」

と思っちゃいますよね。

ただ、世の中のことは表裏一体、良いことばかりでない部分もあります。

この右脳も左脳も鍛えるという部分、長い目でみれば確実に右利きより優位なのですが、

左右を同時に使うということで、その場での処理が遅かったり脳の発達自体が緩やかにもなるそうです。

そりゃそうですよね。

右利きの方がせこせこ左脳を酷使しまくって鍛える間、

左利きの方は左右どちらの脳の使っているなんて状態なので、

一点集中している右利きのほうがなんとなく成長は速そうです。

しかし、そんなことで焦る必要はまったくないのです。

先ほどから述べているように左右の脳を使うこと、特に右脳の特徴を引き出すことは、

ビジネスの世界のみならず、芸術の世界などあらゆる分野で求められていることです。

次に述べる、「使っている脳領域が違う」だけだよ、

ということを理解していただき、

誰かと比べるのでなく、自分の強み引き出すことに集中してもらえるといいのかな、

とkoikinは思います。

優劣でなく、使っている脳領域が違う 

ここまで左利きがいかに凄いかを解説してきました。

左利きで、コンプレックスを感じていた方には喜ばしい情報となり、

右利きの方には、正直「ふーん」という感じではないでしょうか?

では、ビジネスの現場ではどのように活かしていくか、Koikin的視点を交えて解説していきます。

Koikin的に本書から学ぶべきポイントは、左利きがすごいというだけでなく、

左右の脳領域で得意、不得意がある

能力の優劣でなく、使っている脳領域が違うんだ!

ということを意識することではないかと考えます。

仕事で、周りから「すごいね」と言われている事がどちらの脳領域の仕組みに近いのか、

よく失敗してしまい、克服したいけど繰り返してしまうような内容が、

どちらの脳領域を有意に使っている状態か。

まずは俯瞰して自分を振り返ってみることが、大きな成果をあげるために必要なことではないかと感じました。

脳の鍛え方 右利きの人はどう応用するか(Koikin的実践例)

では、自分を俯瞰できたところで得意を伸ばすにはどうするばいいのか、

こちらも本書の内容をもとにKoikin的に解釈して実践例を紹介したいと思います。

右脳、左脳どちらも紹介していきますので参考になれば幸いです。

さっそくいきましょう!

右脳トレ

一日の出来事を映像で振り返る

本書では、現代人は右脳の記憶領域が一番劣化していると紹介されています。

原因はスマホやネットですぐ検索できてしまうからです。

そこを鍛えるために、1日3分で良いので今日あった出来事を映像で振り返るのです。

例えば、上司に怒られた場面を振り返ってみて、

「そうかそうかこの人は赤色のネクタイなんかしてるから些細なことで怒るのか~」

なんて振り返ってみたり。

あるいは、散らかっているデスクを思い返して「明日の朝は整理して仕事を始めよう」

こんなように考えると、

ストレス耐性も付きますし、ちょっとしたTODOリストの作成にもなるしおすすめです。

では、次は左脳トレについてです。

左脳トレ 

ブログ、SNSで発信を行う

と本書で紹介されています。

やはり言語的な活動を行うことが左脳を活性化することに繋がります。

特にSNSの発信なんかは無料で誰でも始められますから良いですね。

例えばそうですね、読書してためになった一文を紹介したり、

自分の活動をツイートにしてまとめておいたりといったところでしょうか。

まさにKoikinが毎日行っているトレーニングですね(笑)

発信するとなると、文字数制限や相手に伝わりやすくするためにどうすればよいか、

など考える必要があります。

これだけで、頭の中で思うだけよりはるかに効果的でないかと考えられます。

まとめ

今回の記事のまとめにうつります

今回は、12万部突破のベストセラーになっている、

  • ダイヤモンド社 「加藤俊徳」先生著書 「一万人の脳を見た名医が教える すごい左利き 「選ばれた才能」を120%活かす方法」を紹介しました。

脳科科学的に左利きは、

  • 直感
  • 独創力
  • ワンクッション思考 

が優れています。

これは左右脳領域の得意が違うことに由来しており、

  • 右脳は映像やイメージの処理
  • 左脳は言語的な情報の処理

が得意なためです。

これらの得意不得意を知ったうえで自分を俯瞰し、

トレーニングしていくことがKoikin的に本書からの得る大切な学びかと思います。

それぞれの具体的なトレーニングは、

  • 右脳トレ 映像で一日を振り返る
  • 左脳トレ ブログ、SNSで発信をする

でした。

本書は、左利きの方だけの話でなく左右の脳の特徴を知って得意を伸ばす、

個性+利き手の利点を伸ばすことが大切であると学べる内容になっています。

利き手の不得意について知りたい方、脳の仕組みから自分の得意を伸ばしたいと考えている方にはおすすめの一冊となっています。

興味を持った方はぜひ手に取ってみてください。

それでは、今回はこれまでにしたいと思います。

最後までお付き合いありがとうございました。

また次回お会いしましょう!

聞く読書「オーディブル」でもすごい左利きが聞けます。

こちらもおすすめです。

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