読書レビュー

give&take【クレクレ君に疲れていませんか?】

こんにちは!今日も良い一日ですねっ!

依頼された資料を何度も直しして提出したら、

名前だけ上司のものに修正して提出されたKoikinです。

ビジネスの場では、クレクレ君ばかりが得していると感じませんか?

でもそうなりたくなくって相手に与えるばかりの自分・・・

なんだか損しているような気がする!

そう考えている方、 じつはまったく逆なのです。

最終的に大きく成果を上げるのは与えている、あなたです。

今回は、アダム・グラントさんの著書「GIVE&TAKE」の解説を通して

仕事でtakeばかりのクレクレ君にうんざりしている方、

与えるばかりで損をしていると感じている、

そこのあなたの気持ちが晴れやかになり、

成功への道を歩み始めるプロセスについて解説していきます。

日本人に多いという、この相手に尽くすサービス精神

その先の未来を少し考えてみましょう。

この記事でわかること
  • 与える人が成功する理由がわかる
  • 成功する「与える人」になる方法がわかる

本書の結論(カンタン解説)

本書は心理学者の「アダム・グラント」氏の著書です。

本書を超ザックリ一言で説明すると「情けは人のためならず」です。

読まない犬

そんなの誰でも知ってるよ!精神論なのかな?読まなくてもいいね

koikin

精神論じゃないよ!沢山の調査や研究から、

なぜ「与える人」が成功するかを科学的に解説してくれているよ!

IT技術が進化し、SNSなどのネットワークでつながる現在において、

「与える人」の存在はますます重要になっているといいます。

なぜ与える人が成功するのか、その中身を解説していきたいと思います。

本書は、382ページのハードカバーで読み応えがあります。

読書好きでないとちょっと読むのがおっくうになる厚さです・・・

でもご安心を、この記事ではカンタンに要点をかいつまんで説明します。

普段本を読む方にも、そうでない方にも、

おススメできる内容になっていますので是非一読してみましょう。

3つのタイプで成果が変わる

本書を解説するにあたって、覚えておいて欲しい用語が3つあります。

この用語がわからないと、その後の内容もよくわからなくなるため、

3つだけ最初に覚えてください。

  • ギバー   ・・・人に惜しみなく与える人(他人中心)
  • テイカー  ・・・真っ先に自分の利益を優先させる人(自分中心)
  • マッチャー ・・・損得のバランスを考える人(バランス中心)

の3つです。

そして、この中で一番成功するタイプが「ギバー」であると語られています。

では、一番成功しないのは?

これもまた、「ギバー」なのです。

面白いを通り越して混乱しますね。

調査や研究でわかったのは、

ただ与える人(自己犠牲ギバー)は、効率が下がり成功から遠ざかるが、

相手の視点で物事をみる人(他者志向ギバー)は、自分と他人の利益を考えられるため、

大きな成功を収めるのです。

成果を上げるタイプはクレクレ君じゃない

読まない犬

ちょっと待ってよ!

会社では、同僚の成果を横取りして成功している人もいるよ。

koikin

短期の視点で考えると、そう見える人も確かにいるね・・

でも、長期ではかならず失敗する法則があるんだ。

まず、先ほどお伝えした3つのタイプについて深掘りしてみましょう。

この中で一番多いのはどのタイプだと思いますか?

一番多いのは、、  「マッチャー(バランス中心)」 なのです。

しかも全体の割合で考えると、約6割弱がマッチャーで、

残りをテイカーとギバーで2割ずつ分け合っているといった具合です。

ここで、ピンときた方は察しがよいですね。

ポイントは、心理学でいう所の「返報性の法則」が働くためです。

この法則をざっくり説明すると、

  • やられたらやり返す、もらったものはもらった以上に返したくなる

といった誰でも持っている人間の性質のことです。

つまり、奪うばかりのテイカーは

大多数のマッチャーにより、いつかしっぺ返しを受け没落してしまう運命にあるのです。

思い返してみてください。あなたも見た経験がありませんか?

周りに強く当たって自分の利益ばかり考えていた人が、

ちょっとしたことをきっかけに影響力を無くす様子を。

そして、逆にこの法則によってギバーは与えた以上のものを後々得ることができるのです。

例えるなら、

  • テイカーは短距離走が得意(短期的)
  • ギバーはマラソンが得意(長期的)

といった感じです。

就職面接など短時間の一発勝負ではテイカーが優位なこともありますが、

仕事、人間関係など人生はあらゆる場面でマラソンです。

どちらが最後に笑うかは、もうわかりますね。

場面によって変わる3つのタイプ

ここまでで、それぞれのタイプの特徴とその後の成果について概要を掴みました。

この後に気になるのは、

読まない犬

自分はどのタイプなんだろう?

ですよね。

読者の多くの方は、自分はマッチャーであると感じているのではないでしょうか?

でもよくよく考えてみてください。

常にマッチャーですか?

家族にはギバーでいられる、職場ではテイカーになっている

振り返るとそんな風にも思いませんか。

そうです。これらのタイプは固定的なものでなく相手や場面によって変わるのです。

次に、成功するギバーのタイプとギバーを広げる方法についてお伝えしていきます。

内容を知って、多くの場面で「ギバー」で過ごしましょう。

成功する他者志向ギバーになろう

読まない犬

ギバーになって与えまくったら、自分ばかりが疲れて嫌になったよ

koikin

自己犠牲ギバーは成功しないタイプのギバーなんだ。

成功するのは「他者志向タイプのギバー」だよ!

このように、与えることを自己犠牲と捉えてしまう方が多いと思います。

でも、本書ではそうでないと語られています。

大切なポイントは「気持ちでなく、考えていることを推察する」です。

2つのタイプを比較すると下のようになります。

  • 自己犠牲ギバー  相手の望むものを与える
  • 他者志向ギバー  自分と相手の双方が得する方法を考えて与える

自己犠牲ギバーは自分を顧みないため、次第に自分をすり減らします。

また、人の気持ちは一定でなく移り変わるため与えた内容も不適切になりやすいです。

自分と相手の双方が得する方法を考えて、全体の取り分を大きくすることができるのが

本書で語られている「成功するギバー」なのです。

この記事を読んだみなさんも、自己犠牲でなく、

戦略的に与える、他者志向ギバーになって成功に近づきましょう

koikin的実践例

最後に、Koikin的実践例で内容の補足をさせてください。

日常よくある「交渉の場」でのギバーになれる立ち振る舞いを紹介します。

一般的に、相手を説得させたい場合には

  • テイカー 高圧的に伝え、優位性を保とうとする
  • ギバー 弱さを表に出す 信頼や人望を集める

このような立ち振る舞いをします。

わかっていてもテイカーになりやすいですよね。

ここで、実践してほしいのが、

「相手に質問をする」という行為です。

こちらが解決策を伝えるのではなく、解決したい問題に対してどう考えているのか聞くと、

聞かれた相手にとってその課題が自分の課題になり、真剣に解決しようと考えてくれます。

まさに双方の利益を考えている状態ですね。

ちなみに、これは「アドバイスシーキング」というテクニックでもあります。

アドバイスシーキングは他人に好かれ、交渉が成約しやすいといった研究もあり、

以前紹介した「超影響力」にも紹介されています。

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あなたが販売員なら、相手のニーズが何か、よく質問して知ること

手に持っている商品のプロモーションに精を出さないこと

が大切になります。

ぜひ、成功したい交渉の場では「相手に質問」してみてください。

まとめ

今回のまとめです。

アダムグラント氏の著書「GIVE&TAKE」の解説を通し、

  • 3つのタイプについて
  • ギバーが成功し、テイカーが成功しない理由
  • koikin的実践例を交え、成功するギバーになる方法

をそれぞれお伝えしました。

本書は、

情けは人の為ならず

の実践に疑問を感じている方、

自分の利益を優先的に考えている方、

損得で考えている方、

それぞれの視点で考えさせられる良書でした。

記事を読んで気になった方は手にとっていただき、

手に取るまでは行かないけどもう少し詳しく知りたいと思った方は、

コメントしてみてください。

それでは、今回はここまでとします。

最後まで閲覧ありがとうございましたっ!

また次回の記事でお会いしましょう。

読書時間がない方は、聴く読書もおススメ。通勤中などスキマ時間にどうぞ。

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