私たちの生活にかかせないもの「スマホ」
今では誰でも持ち歩いており、どこでもだれとでも繋がれます。
でもappleのスティーブジョブズは、子供にiPadを与えなかったそうです。
それどころか使用時間を厳しく制限したそうです。
なぜでしょうか?
それはスマホ依存の弊害を知っていたからです。
今回は、そのスマホの弊害を世界的ベストセラーである「スマホ脳」の解説から学び、
最後にkoikin的私見を交えて、「スマホ脳対策実践例」を紹介します!
「スマホ脳」の概要が3分でわかる
スマホ脳、スマホ依存の対策(私見交え)がわかる
スマホ脳と恐ろしい弊害
では、内容を3つのパートに分けて解説していきます。
3つのパートとは、
①人間の脳について、②承認欲求がいかに強いか、③スマホ脳への対応策
です。
これを読めば3分で要点がおさえられます!
①人類の脳みそは狩猟時代から進化していない
世の中がこれだけ進化していても脳の仕組みは、
狩猟時代からほとんど進化していないそうです。
狩猟時代と言えば、「闘争か逃走」です。
睡眠、消化、繁殖行動、長期記憶への定着など様々な活動を後回しし、
目の前のこと=猛獣 に対し戦うか、逃げるか、の選択を日々迫られます。
いち早く危険を察知するため、周囲をよく観察するような習慣が身につきました。
そして、この仕組みから脳みそは進化していないため、
興味関心を引くコンテンツ満載のスマホに対していち早く反応してしまいます。
また、スマホの膨大な情報の中には、不安を煽るものもあります。
「これを知らなければ損をするかもしれない」などなど。
強い不安にさらされ続けると、脳は「闘争か本能」のスイッチが入り、
様々な活動を後回しにして、目の前の判断に集中します。
つまり、脳の仕組みが狩猟時代から変化していないため、
スマホに興味を惹かれるのは致し方ないこと。
しかしその結果、本来行うべき人間の活動が後回しになるため、
睡眠時間が短縮する、出来事の記憶が定着しない、といった弊害が生じてしまいます。
ちなみに、色々なことに注意を払い同時進行的に行うことを「マルチタスク」といいます。
このマルチタスクも人の脳みそには不向きで、
「作業記憶」という、何か作業をするためにごく短時間覚えておく記憶
にも悪影響が出てしまいます。
このマルチタスクもスマホを使っていると自然と行いがちです。
スマホ片手に友達とお話、なんて風に。
②睡眠、食欲、性欲より強い承認欲求
人は集団生活の生き物です。
狩猟時代、集団から離れることは死に直結していました。
そのため、3大欲求よりも集団から「追い出されないこと」、
に注意が向くようになりました。
現代に置き換えると、「SNS」での繋がりが大きな集団の一つです。
つまり、SNSの承認欲求は3大欲求よりも強いものであるため、
睡眠や消化、記憶の定着を後回しにして、
食べる前の写真撮影、睡眠時間を削ってSNSに没頭してしまいます。
この行動、脳の仕組みから考えると仕方のないことだったのです。
このため我々は容易に「スマホ依存」になるのですね。
ちなみに、人前で話すこと時に緊張してしまうことも、
失敗したら集団で不要と思われる=死に直結する
という不安に繋がるため心拍数があがってしまうそうです。
③スマホ脳への対応策
①、②で解説した脳の仕組みに対し、スマホはあまりに強力で簡単に依存してしまいます。
では、スマホありきの現在社会で生きる我々はどうすればよいのか。
ここを解説していきます。これで要約最後ですので、頑張ってみていきましょうっ!
結論から言いますと、「運動」が対応策になります。
この理由も脳の仕組みが進化していないことから考えると納得です。
人類は狩猟時代に2~3時間は猟やその他の労働のため運動をしていました。
そして猟の時には「闘争か逃走か」で集中力を最大限高めなければなりません。
つまり、脳の仕組みがほとんど変わっていない我々にとって2~3時間の運動は、
当時の猟をするかのように脳が働き、集中力が高まるようになっているのです。
また、運動は不安を予防する効果があります。
例の「闘争か逃走」かの状態のとき、
身体機能が高ければ余裕で逃げられるが、
逆に身体機能が低いと心拍数をあげて必死に逃げなければいけないので
より強いストレスが降りかかります。
つまり、運動をしていると同じ状況でも余裕が生まれるため
受けるストレスが少なくなるということです。
そして最後に、
その運動はどのくらい行えばいいの?
というところが気になると思います。
著者は週に2時間、45分を3回程度が良いと言っています。
これより長時間になるとコスパが悪いそうです。
また内容に関しては、どんな運動でも効果的であるとのことです。
やらないより、少しでも運動したほうが良いってことですね。
Koikin的 対応策実践例
では要約が終わったところで、
最後にKoikin的「スマホ脳対策実践例」を紹介しておしまいにします。
結論から伝えます。
「スマホの使用時間制限」と「運動」、
シンプルですがこの2つを実践しています。
では内容を見ていきましょうっ!
「スマホの使用時間制限」
我々の脳の仕組み上、スマホには依存しやすい性質があります。
そのため対策は、適正な距離をとることが大切であると考えました。
現代社会においてスマホはもはや必要不可欠なので、
良いところは活用しつつ、悪い部分はできるだけ少なくしましょう!ってことです。
そのためKoikinは使用制限機能と集中モードを活用しています。
目的がないけどダラダラやってしまうゲームアプリは「1時間」と制限を設け、
睡眠や朝活などに集中したい時間帯(20時~5時)は、
ラインなどの通知がこない「集中モード」へ設定して自室に置きっぱなしにしています。
これ、最初はめちゃくちゃイライラしました笑)
習慣が変わっていないのでつい触ってしまうのです。
ですが、そこはスマホ脳を読んだ直後の意識高いモードで乗り切りました。
だって、スクリーンタイムを確認したら1日3~5時間はふつーにスマホを触ってたんです!
そんなに触っているのか!ってちょっとショックでしたもん。
そして、3日ほど続けたらそれが当たり前になりました。
効果としては、寝つきがよくなった ように感じます。
というのも、以前はベッド入ってスマホを触り、
寝落ちするまで触り続ける、といった行動をしていたため、
結構寝るまでに時間がかかっていたんです。
それが最近は、ベッドに入った直後に寝る!くらいの感覚になりました。
のび太くん状態ですね。
寝つきが悪い!
と感じている方は使用時間の制限と集中モードぜひやってみてください!
さらに睡眠の質を意識すると、好調に過ごせる日が増えるのでおススメです。

運動
次に、週に2時間、あるいは45分の運動3回と推奨されている運動についてです。
Koikin的結論から伝えます。
それは、「毎日15分の運動をして、週末の1日30分の運動を行う」です。
これでぴったり2時間の運動時間が確保できます。
というのも運動不足のKoikinが急に45分の運動をはじめることはハードル高すぎでした、、
そのため、5分の散歩から始め、徐々に10分のランニングと5分の筋トレと拡大しました。
週末は15分のランニング、5~10分の散歩、5~10分の筋トレと調整しています。
この程度であれば無理なく続けられていますし、今後段階的にも増やして行けそうです。
運動の効果としては、
「イライラする機会が減った」と感じています。
口に出すほどでなくても日常の些細なことでイライラすることって結構あったのですが、
なんだか最近は穏やかな気持ちで過ごせている気がします。
長期間続けてさらに変化があったらまた報告したいと思います。
著書では、短時間でもどんな運動でも効果的とも紹介されています。
運動習慣のない方こそ、5分の運動からはじめて、
日々のイライラを解消してみましょう!
まとめ
今回は世界的ベストセラー「スマホ脳」についてkoikin的私見を交えて解説しました。
まとめると
- 人類の脳は狩猟時代が進化していないため、スマホに依存しやすい。
- 睡眠、食欲、性欲よりも集団で生きるために承認欲求が優先される。
- スマホ依存対策には運動(週に2時間程度)が効果的
です。
スマホ依存対策としてkoikinは、
- つい触ってしまうアプリの使用時間制限(1日1時間まで)
- 集中モードの活用
- 毎日15分、週末のみ30分の運動
を実践してします。
効果は、
- 寝つきがよくなる
- イライラしなくなる
と感じています。
いかだたったでしょうか?
とても便利で生活に欠かせないスマホですが、
依存症の弊害に注意して、適切に使用していきましょう!
今回はここまです。
閲覧ありがとうございましたっ!