知っていますか?
人は一日に平均22回お願い事をしています。
このお願い事をするとき、
同じ内容で伝えても、うまくいく人といかない人っていますよね?
あなたは伝え方が上手いですか?下手ですか?
下手だと感じている方へ、伝えたいことがあります。
伝え方は技術です。
技術を学べば誰でも実践できます。
逆に技術を学ばなければ、
この先ずっと伝え方で苦労します。
伝え方、それもクレームや要望を
上手く伝えることができたら
どんなに気持ちが楽か、
誰でも一度はそう考えたことがあると思います。
今回は佐々木圭一さんの著書「伝え方が9割」を、
私見を交えながら解説していきたいと思います。
上手な伝え方の技術を、一緒に獲得していきましょう。
1分でわかる本書の要点!
本書のポイントは、
伝わる言葉は技術で身につく!
という点です。
うまく伝わらない方は
その技術を知らないだけであり、
技術を知り、
またその技術を料理のレシピのように駆使することで、
誰でも伝わる言葉が作れるようになります。
そして言葉が伝わるようになると、
人生がガラッと変わります!
センスや才能ではないのです。
鍛えることで誰でもできるようになる!
そう思うと、ちょっと中身を知りたくなりませんか?
それでは、
この部分が理解できたところで肝心の技術についても解説していきましょう。
伝え方の3つのステップ
伝え方の3つのステップを意識することで、
NOがYESに変わります!
そのステップとは、
- 自分の頭の中をそのまま言葉にしない
- 相手の頭の中を想像する
- 相手のメリットと一致するお願いをつくる
ですっ!
ほうほうそうかなるほどなるほど、と思いましたか?
私はすぐにはイメージできなかったので、
「自分勝手なお願いはするな!相手のことをよく考えてお願いしてみなさい!」
という意味だと勝手に解釈しました(笑)
このステップをひとつひとつ意識して行うことで、
NOがYESに変わる伝え方が身に付きます。
そしてこの3つのステップを実践する7つの切り口と、
伝わる「ツヨイ言葉」にするための5つの技術も紹介されています。
クックパッドをみて料理を作るみたいに、
レシピ通りに行えば、
誰でもNOをYESに変える強い言葉がつくれます。
・・・
いや、3つに7つに5つとか、多すぎだよっ!!
って思った方いませんか?💦
大丈夫です!私も思いました(笑)
このブログでは、
「読まないあなたに、読書体験を」
というキャッチフレーズで運営しているので、
なるべくわかりやすく、ポイントを絞って解説します。
そのため、
- 日常場面の伝え方 実践例(切り口について)
- 仕事場面の伝え方 実践例(技術について)
この2つの場面に沿って解説していきたいと思います。
そうはいっても本書では、
技術を使って言葉を変えてみよう!
という練習場面が度々設定されています。
読み進めながら、
「都度考える、言葉にしてみる」
ということを意識された構成になっているため、
知らず知らずのうちに技術が身についている!
って方もいると思います。
そのためこの記事を読んで
少しでも内容が気になった方は、
ぜひ実際に手に取って読んでみることもおススメします。
日常での伝え方 実践例(切り口について)
では、日常場面での伝え方をどう変えれればよいか、
7つの切り口を駆使して実践してみましょう!
今回紹介するのは、
“チームワーク化”と”感謝”という2つの切り口です。
場面その①
「マスクを着用してください」
コロナ禍でこのお願いをする場面って沢山ありますよね。
この言葉を伝わる言葉に変えてみましょう。
「一緒に、マスクをつけよう」
これは、”チームワーク化”という切り口を用いて言葉を変えました。
人間は古来から集団生活の生き物です。
誰かがやると一緒にやりたくなるものです。
相手が「めんどくさい」と思っていると感じた時は、
伝え方をこんな風に変えてみましょう。
では、場面その②に移りましょう!
場面その②
「○○を買ってきて」
家族が出かけるのをみて、何気なくお願いしてますよね。
この言葉も伝わる言葉に変えてみましょう。
「いつもありがとう。○○を買ってきてくれる」
こちらは、”感謝”という切り口で言葉を変えました。
「ありがとう」と言われると、人はNOと言いにくくなります。
ちなみに、
この切り口は、最終手段にして最大の方法と本書で紹介されています。
切り口について、イメージできたでしょうか?
では次は、技術を使った具体例を解説していきます。
仕事での伝え方 実践例(技術について)
次は、仕事場面での伝え方をどう変えればいいのか、
5つの技術を駆使して実践してみましょう!
ここでは、”クライマックス法”と”サプライズ法”の2つを紹介します。
場面その① 会議でのプレゼン時
「これは○○です」
伝えたつもりなのに
後になって「聞いてない」「そんな話していたっけ?」なんて反応されることはありませんか?
この言葉を変えてみましょう!
「これは覚えておいて欲しいのですが、○○です」
これは「クライマックス法」という技術を使って言葉を変えました。
ロケット発射のカウントダウンが始まると、
だれもが期待しますよね。
これと同じ状況を作り出し、聞き手の集中力を話し手に向ける技術です。
大事な内容を伝えたい時には、
いきなり内容から始めずにクライマックスワードと言われる
- これは覚えておいて欲しいのですが~
- ここだけの話ですが~
を最初にくっつけると、グッと伝わる言葉に変わります。
では、場面その②です。次で最後です。
「よくできたね」
仕事場面でねぎらいの言葉をかけることはよくありますよね。
ただ、ねぎらったつもりなのイマイチ相手の反応が薄い、
そう感じることはありませんか?
この言葉も伝わる言葉に変えてみましょう!
「すごい!よくできたね」
これは”サプライス法”という技術を使って言葉を変えました。
伝える言葉に驚きワードを加える技術です。
方法はとっても簡単で、
伝えたい言葉をきめ、
その前にサプライズワードを持ってくるだけです。
サプライズワードとは、
- ほら、
- あ、
などです。
これらの言葉を、
自分が驚いた時でなく、
相手の心を動かしたいとにき使ってみてください。
きっとあなたの言葉は”伝わる言葉”になります。
以上、2つの場面を解説しました。
最後にまとめにうつります。
まとめ
佐々木圭一さんの著書「伝え方が9割」を解説しました。
ポイントは、
伝わる言葉には技術がある
です。
伝え方には、3つのステップがあり、
ポイントは以下の通りです。
- 自分の頭の中をそのまま言葉にしない
- 相手の頭の中を想像する
- 相手のメリットと一致するお願いをつくる
この3つにステップを意識して、
7つの切り口(チームワーク化や感謝など)、
5つの技術(クライマックス法やサプライズ法など)
を駆使して、伝わる言葉へ変えていきましょう。
以下に紹介リンクを載せておきます。
漫画版や続編も出ており、こちらもわかりやすくおススメす。
この記事を読んで少しでも内容が気になった方は、
ぜひ手に取ってみてください。
あなたの伝え方が、きっと変わります。
閲覧ありがとうございました!